右の上下と左上に親知らずがあるのですが、頬の内側の肉を時々噛んでしまうのですが、こういう場合は抜歯した方がよいのでしょうか?- CATEGORY親知らず抜歯
愛知県高浜市 32歳 女性
初めてご相談いたします。
現在、右の上下と左上に親知らずがあるのですが、抜いた方がいいのか迷っています。
右上は舌で触った感じで90°ぐらい外を向いており、右下は上に向かって生えてはいるけどやや外を向いていて、後ろ半分が歯茎に埋もれています。左上もやや外を向いて生えています。
不都合としては、頬の内側の肉を時々噛んでしまうのですが、こういう場合は抜歯した方がよいのでしょうか?
担当医の回答
こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
実際に拝見したわけではないので確実なことは申し上げられませんが、わかる範囲でお答えさせていただきますね。
まず、親知らずだからといって必ず抜歯しなければならないわけではございません。しっかりと生えて咬んでいれば、そのままにしておいたほうがよい場合もございます。
ただし、多くの場合、親知らずが正常な位置、方向には生えず、このことが原因で、虫歯や歯周病になってしまいます。
この場合、親知らずの問題だけであればいいのですが、周囲の歯に悪影響を与えてしまうこともあるのでそういう意味でも抜歯しておくことが多いですね。
頬の内側の粘膜を咬んでしまうとのことですので、おそらく正常な位置には生えていないことが想像されるので抜歯されてもよいかもしれませんね。
もちろんしっかり管理できるようならそのまま保存してもかまわないんですよ。
いずれにしても一度かかりつけの先生とよく相談してみてください。
もちろん他にご質問、ご心配なことがございましたら遠慮なくご連絡くださいね。
- 記事監修:中嶋 顕
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略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
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所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
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略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
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所属
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生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日