歯周ポケットの改善について CATEGORYマイクロスコープ精密治療
石川県 44歳 女性
初めまして、歯のことで気になることがあり、ネットで検索していたところ、こちらのHPがとてもわかりやすく、親切に感じましたので、さっそくメールさせていただいております。
歯の詰め物がとれたので、近所の歯科に行ったところ、詰め物が取れた歯の隣の歯の歯周ポケットが深いといわれ、レントゲンをとってもらいました。
左下7番の歯で、歯外吸収しており、長く保存できないとの診断で、治療の方法がなくいずれか抜歯することになるとの診断でした。
まだ歯はあり、自覚症状もまったくありません。
このままで、他の歯にうつったり、悪化することがないのか心配です。できたら治療したいと思っております。
説明不足な部分もあるかと思いますが、お返事、アドバイスいただけますよう、よろしくお願いいたします。
担当医の回答
こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談いただきありがとうございます。
左下7番の歯周ポケットが深く、また外吸収してしまっているということですね。
実際に拝見していないので確実なことは申し上げられませんがわかる範囲でお答えさせていただきますね。
治療の方法がないとのことですが、確かに吸収してしまった歯や骨をもとどうりにすることはできないと思います。
ただし、なんらかの歯周治療を行うことで歯周ポケットを減らすことができることは多く、このことは歯の延命につながります。
深い歯周ポケットは細菌の温床となってしまいますので、ご心配されるように他の歯へ影響してしまう可能性もございます。
可能であれば、深い歯周ポケットは放置しないで除去するほうがいいということですね。
実際にどのような処置が適切かは、その歯の状況によって異なりますのでここでは避けさせていただきますね。
またご心配なこと、ご質問がございましたら遠慮なくご連絡ください。
- 記事監修:中嶋 顕
-
略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
-
所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
-
略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
-
所属
-
生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日