検診と親知らずの相談 CATEGORY虫歯治療
石川県 23歳 女性
検診(歯石取りなどもできれば)と親しらずの相談です。
小さい頃から虫歯が多く、毎回歯科検診にひっかかり歯医者に通っていました。
その後小学校中学年ころから矯正も始め、型をはめてみたり、歯の裏側にゴムをかけてみたりといろいろやって、高校まで通っていましたが一向に終わる気配がなく、卒業を機にやめました。
それ以来歯医者に通うこともなくなり、現在でも特に異常はないのですが定期検診くらいは通いたいなと思っていました。
しかし仕事柄冬が忙しく、11~3月の間は日曜のみの休みとなるため通えるか心配です。
以前通っていた歯医者さんで親しらずは上下4本ともあると聞きました。その影響で歯並びが崩れ、顎も出てくるとも言われました。(その関係で?頭から顎にかけてバンドをして寝た時期もあります)
下の歯はそうでもないと思うのですが、上の歯は一部内側に入ってきていて、以前より顎も出ているように感じます。(気にしすぎかもしれませんが)
歯並びよりも顎の方が気になってしまい、最近はそのせいで力が入っているのかなんだか顎が疲れます。
まとまりのない文章で難しいかとは思いますが、通院の頻度と料金の面、治療法(何か器具の装着が必要になるのか…)が気になるので、返答いただけると嬉しいです。
よろしくお願い致します。
担当医の回答
こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談いただきありがとうございます。
検診と親知らずのご相談ですね。また、冬がお忙しいため、通えるのか、きちんとした治療が受けられるのかが心配なのですね。
不安なお気持ちお察しします。
ただ、万が一検診で治療が必要となった場合は処置によっては継続して通う必要があることがあります。治療内容によっては患者様のご都合に合わせて進めていくことは可能ですのでご相談ください。
治療期間は行う治療、口腔内の状態によって患者様一人一人異なります。最初の検診でお口の中を確認した後におおよその治療計画をお伝えすることができるかと思います。
親知らずのことであれば、抜歯をおこなうのであれば、通常抜歯の1週後に糸とりのために来院が必要で、その1週後くらいに経過をみせていただくことになることが多いです。
歯石とりであれば、歯石の量にもよりますが、歯周病がなければ、通常1~2回で行うことが可能です。
歯並びについてですが、そもそも、歯並びが崩れる原因が親知らずとはかぎりません。確かに、親知らずが一つの原因となっているかも知れませんが、歯並びが崩れる原因は、もっと様々な要因が絡み合っていることがほとんどです。
いろいろと検査して原因を考えていくことがまずは大切だと思います。
ただ、残念なことに一度崩れてしまった噛み合わせをもとに戻すことは簡単ではなく、最終的にどのようにしたいかにもよりますが、矯正治療が関わってくることが少なくありません。
その場合には保険適応外になるのである程度の費用がかかってしまいますね。
もし一度拝見させていただけるなら、もう少し具体的なおはなしができると思いますよ。
もちろんメールでも結構ですのでご質問やご心配なことがございましたらまたご連絡ください。
- 記事監修:中嶋 顕
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略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
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所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
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略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
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所属
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生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日