親知らず抜歯に恐怖心が強く、また授乳中である患者様へ CATEGORY親知らず抜歯
金沢市 30歳 女性
親知らずで悩んでおり、色々調べこちらに辿り着きました。
とても良心的なご回答を拝見し、勇気をだしてご相談致します。
現在、右下の奥に親知らずがあり少し歯が出ています。
先日かかりつけの歯医者にてレントゲンを撮ったところ、真横に生えており、そんなに深くはないが歯茎を切開する必要や骨を削る必要があるため口腔外科に行くように言われすごく落胆しております。
痛みはまだありませんが、気になるので思い切って抜歯してしまおうかと思っております。
ですが今7ヶ月の子供に授乳していること、私自身抜歯にかなり恐怖心があり麻酔の注射でさえも耐えられそうにありません。
こんな私でも抜歯出来ますでしょうか?
お忙しいとは存じますが、ご連絡お願い致します。
担当医の回答
こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談いただきありがとうございます。
親知らずのことでお悩みなわけですね。
抜歯に恐怖心が強く、また授乳中であることが今回問題になると思います。
恐怖心に関しては、抜歯の時だけでも静脈鎮静などを行えば解決できると思います。
授乳中であることに関しては、術後の抗生剤や鎮痛剤の内服が問題となります。
母乳への薬の移行が心配であれば、いまは痛みがないわけですから、授乳が終わってから抜歯をするのでもよいかもしれませんね。
親知らずの抜歯といってもその深さや位置によってかかる時間や、術後の痛み、薬の使用量も変わってきますから、一度拝見させていただければ具体的にご説明できると思いますよ。
もちろんメールでも結構ですので、心配なことやご質問がございましたら遠慮なくご連絡ください。
- 記事監修:中嶋 顕
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略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
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所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
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略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
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所属
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生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日