マイクロスコープ,根幹治療|お悩み歯科相談(記事)|石川県金沢市東山でインプラント行なう歯医者 中嶋歯科医院

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マイクロスコープ,根幹治療 CATEGORYマイクロスコープ精密治療

石川県 44歳 女性

はじめまして、今左奥から2番目と左奥から5番目の根管治療をしていますが、排膿が止まらず外科手術になりそうです。
2番目は歯が割れているかも知れなくて、2番目は排膿の仕方がハート型を逆さにしたような感じで膿が取りきれない?ということらしいです。
今のところではラバーダムは使用しておらず、拡大鏡はほとんど使用していません。
最終手段として外科手術は仕方ないかも知れませんが、手術をしなくても治療の余地があるのか、またこちらでの治療にかかる費用、日数、外科手術のリスクなど教えて下さい。

担当医の回答

こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
根幹治療の経過がよくなくお悩みなわけですね。
実際に拝見したわけではないので確実なことは申し上げられませんがわかる範囲でお答えさせていただきます。
割れているといわれたとのことですが、実際に歯根が破折していた場合には保存が不可能なことが多く、抜歯の対象になることが多いです。
破折しているかどうがが、レントゲンやCTの画像でもはっきりしない場合はやはりマイクロスコープを用いて確認する必要があると思います。
膿みが取りきれないといわれたほうの歯についてもマイクロスコープで確認して状況を確認するほうがよいかもしれません。
根管治療のみの場合には2~3回の治療で歯を戻すことを考えるとさらに3回程度の通院が必要で、1から2ヶ月の治療期間が必要になると思います。
費用は根管治療は保険の範囲で行えます。その上の土台やかぶせものについては保険適応のものもございますし、自費のものもございますので患者様に選択していただくことになります。
外科手術についてですが、おそらく歯根端手術のことを言っていると思われます。
その場合のリスクですが、一度は病巣をとりきれるのですが、やはり再発してしまう可能性があること、根端を切除してしまうことで術後歯になんらかの違和感をのこしてしますことなどがございます。
その歯の位置や病気の状態によってもそのリスクは違ってきますので、実際に拝見すればもう少しくわしくご説明できるかもしれません。
またご質問がございましたらご連絡ください。

患者様より>-------------------------------------------------------
中嶋先生 
お忙しいところお返事ありがとうございます。
歯根が破折していた場合は抜歯になるんですね(泣) 
それと破折しているかどうがが、レントゲンやCTの画像でもはっきりしない場合、マイクロスコープを使ったほうがよりより診断が出来るのですね。
歯根端手術は病巣をとりきっても、再発する可能性があるんですね(泣)
再発を繰り返した場合、最終的にはどういう治療が必要になるのですか?
またその治療をしたら完治になるのでしょうか?
それともずっとその病巣とつきあっていかなければならない可能性になるのでしょうか?

中嶋より>-------------------------------------------------------
こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
そうですね。歯根破折はほとんどの場合残念ですが、抜歯になってしまいます。
もし歯根端手術をして再発した場合、歯牙再植術といって一度歯を抜いて、病巣をとったあと戻す処置が考えられますね。
ただしこの処置も再発の可能性をのこすので、そのときの状態やなにを優先するかによって治療方針がかわってくると思います。
またご心配なことやご質問がございましたらご連絡ください。

記事監修:院長 浦井 一樹

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  • 1983(昭和58)年10月16日

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