歯並びやかみ合わせが原因で無呼吸の場合の治療は器具(マウスピース等)の他根本的な治療は無いのでしょうか? CATEGORY未指定
七尾市 42歳 女性
はじめまして。歯のかみ合わせについて御相談させて下さい。
10年ほど前に前歯を4本差し歯にしました。ちょうどその頃からいびきをかくようになって、気のせいかと思っていましたが、眠っているときは下あごが下がっているようだと家族に言われました。年々ひどくなって先日病院の検査で無呼吸の可能性が高く、精密検査を受けることになりました。
歯並びやかみ合わせが原因で無呼吸の場合の治療は器具(マウスピース等)の他根本的な治療は無いのでしょうか?
担当医の回答
こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
睡眠時無呼吸についてのご質問ですね。
この睡眠時無呼吸症候群というのは一筋縄には行かず、さまざまな原因によって引き起こされ咬み合わせはそのうちの一つの原因になります。これは歯並びだけではなく、骨格的な問題(顎の大きさ)によるものもあります。
骨格的な問題がある場合は根本的に治すには外科的矯正治療、つまり顎の位置を動かす手術が必要になる可能性があります。ただし、これは睡眠時無呼吸症候群の要因の一つを改善できたということで必ずしも完治できるとも言いきれません。精密検査を受け、担当の先生とよく相談して治療方針を決めていく必要があります。
またご質問がございましたら遠慮なくご連絡ください。
- 記事監修:中嶋 顕
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略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
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所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
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略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
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所属
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生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日