親不知が虫歯です、痛みがなく、授乳にも影響がなるべく出ない方法をとりたいのですが、どうしたらよいでしょうか? CATEGORY親知らず抜歯
金沢市 26歳 女性
親不知が虫歯になっています。
痛みがなかったので出産・育児で放置していたら痛みが出ました。みてみると穴があく程の虫歯になっていました。
現在4ヶ月の子供に授乳中です。
神経や歯を抜くほどの虫歯の経験がないため、とても怖いです。
痛みがなく、授乳にも影響がなるべく出ない方法をとりたいのですが、どうしたらよいでしょうか?
教えてください。
担当医の回答
こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
授乳中の親知らずの痛みと虫歯でお困りな訳ですね。
授乳中でも抜歯や神経をとるような処置は可能ですが、抜歯の場合どうしても抗生物質や鎮痛剤の服用が必要になってしまいます。一時的に断乳や搾乳をなされば薬の服用も心配はいりませんが、それができない場合には、授乳が終わるまでの期間は神経を取る処置のみで対応したほうがよいかもしれません。
この場合、一度麻酔をして神経をとる処置が必要になりますが、薬の内服は必要ないと思います。もちろん処置中も麻酔が効いているので痛みを感じることはないですよ。
授乳が終わるまで1年もないでしょうから、神経をとったあとは仮の詰め物(抜歯予定のとき)でも痛みがでることはないと思います。
神経をとったあとそのままその歯を使うか、授乳終了後に抜歯するかはその歯の状況によって違ってきますので、担当の先生とよく相談して決めるほうがよいと思います。
またご心配なことやご質問がございましたら遠慮なくご連絡ください。
- 記事監修:中嶋 顕
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略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
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所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
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略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
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所属
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生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日