歯を残して治療する方法 CATEGORYインプラント
金沢市 30歳 女性
下前歯の歯茎が急に腫れ、膿んでしまいました。
病院に行って膿みを出してもらったのでが、歯軋り等歯に負担をかけるような事は見に覚えがなく結局なぜそのように腫れ膿んでしまったのかは不明とのことでした。
また、前歯の葉の根がなくなってしまっていて(出ている歯と埋まっている歯が1:1)神経もない?状態で抜く事を進められました。でも、どうしても抜きたくないのですが抜かずに治療する方法は無いものなのでしょうか?
担当医の回答
こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
歯を抜かなければいけないと言われてお悩みな訳ですね。
実際に歯の状態を拝見していないので確実なことは申し上げられませんが、わかる範囲でお答えさせていただきます。
歯の周りの骨がなんらかの原因で吸収されてしまっている場合、歯根と呼ばれる歯の根の部分が骨に埋まっている部分と、そうでない部分の比率はたしかに重要となります。
ただし本当にその比率が1:1の状況であれば抜歯しないで保存することは可能です。
特に下の前歯はお口の中でも大きな力のかかりにくい場所ですから、いたんでいる歯でもなんとか残すことができることが多いです。
本当に抜歯が必要かどうか、他に歯を残して治療する方法はないか、よくご相談なさってみてはいかがでしょうか?
残した場合のリスクなどをしっかりと説明してもらってよく納得されてから治療にすすんでください。
もしご心配なことや不安なことがございましたらまた遠慮なくご連絡ください。
- 記事監修:中嶋 顕
-
略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
-
所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
-
略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
-
所属
-
生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日