富山県 鎮静療法 CATEGORY無痛治療
富山県 26歳 女性
無理難題な質問ですみません。
長いドリルや器具、麻酔の注射針を目にしただけで 気が動転しパニックになります。
もういい歳なのに、叫んだり動いたり散々醜態をさらした上、歯科医さんにヒヤッとさせて 迷惑をかけてしまう始末・・・虫歯になっても怖くて恥ずかしくてなかなか歯医者にいけません。
それほど痛くない。」「麻酔すれば大丈夫」 などと周囲や病院で言われますが、痛み以前にあの長いものが歯の中に埋め込まれることそのものが怖いのです。
麻酔注射も、痛みが無くても歯茎の中深いところで注射針を動かしているのが分かってしまい、怖くて仕方がなくなってしまいます。
理性では分かっているのに自分をコントロールすることができません。
いっそ全身麻酔で意識を失っている間の治療だったらいいのに・・と本気で思います。
精神安定剤なども考えてはいるのですが、その程度であの恐怖感が抑えられるとも思えず・・・・
このような私でも虫歯の治療は可能でしょうか。
担当医の回答
こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
歯科治療に恐怖心が強くて治療が行えないわけですね。
お話を伺うかぎりではかなり恐怖心がつよいので、鎮静療法の適応になるかと思います。
しかも効果の確実な静脈鎮静の方が適しているのではないかと思います。
ただし静脈鎮静を行う場合には、点滴をとらなければならないのでそのこと自体が可能かどうかという問題もでてきます。
もし笑気鎮静をまだ試したことが無いようでしたら、そちらをまず試してみるというのも手ですよ。
もしそれでもだめなようであれば、処置を行わずに次の方法を試せばよいですからね。
いずれにしても、考えられる方法、できることをひとつづつ行っていくほうが今後のためになると思います。
きっと治療を行えるようになりますよ。
またご質問等ございましたらご連絡ください。
- 記事監修:中嶋 顕
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略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
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所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
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略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
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所属
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生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日