味覚の異常 CATEGORY未指定
長野県飯田市 49歳 男性
20歳の娘の症状について相談です。
3ヶ月前から味覚の感覚が不十分な状況です。耳鼻科では、亜鉛を処方されていますが、血液検査の結果では亜鉛の値はそんなに悪くありません。本人は、2ヶ月前くらいから、かみ合わせが変わったような感じに違和感を覚えているようです。顎関節のカクカクする音も少しあるようです。
またふだん、気が付くと少し下顎を前に出している状況が多いようです。唾を飲み込むにもそうしているほうが、らくに飲み込めるようです。味覚は、舌のおくの方では感じることができるようです。顎関節の診察にいきたいと考えているのですが、味覚への影響のある場合もあるのでしょうか。
担当医の回答
こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
味覚の異常でおこまりなわけですね。ご心配になるお気持ちよくわかります。
診察していないので詳細なご説明はできませんが、わかる範囲でお答えさせていただきます。
味覚障害には、亜鉛の欠乏だけでなく、舌そのものの障害や、神経系の異常、唾液分泌の障害などいろいろな原因がございます。顎関節症との関係があるかどうかについてですが、あまり関係がないと考えたほうがよいかと思います。
舌の奥と前で感じ方が違うとのことですが、舌の前と奥では神経の分布が違いますので神経系の異常なども疑ってみてもよいかもしれません。
口腔外科だけでなく必要であれば神経内科や耳鼻科との連携をとって診療できる大学病院などの機関を受診されたほうがよいと思います。あまり参考になる答えになっていなくて申し訳ございません。
またご質問がございましたらご連絡ください。
- 記事監修:中嶋 顕
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略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
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所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
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略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
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所属
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生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日