福井県 根管治療 病院 CATEGORY口腔外科
福井県 28歳 女性
左上2番に膿がたまり過去に何度も根管治療してきています。今回もまた悪くなり今までとは違う歯科医院に移りました。
そこで言われたのが、前の治療が途中になっている。治療途中に使う薬が入ったまま。といわれました。現在、再度根管治療をしているのですが、硬口蓋に腫れがあります。
膿がたまっているようなポコンとした腫れで、その膿袋に触れると左上2番の歯が圧痛を感じます。何もしなければなにもありません。以前の治療が原因だと思いたくないのですが、、、
この腫れはひくものなのでしょうか?心配で仕方ないです。歯を抜くしかないのでしょうか。参考までにご意見お聞かせ願います。
担当医の回答
こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
根尖病巣で根管治療をくりかえしているわけですね。
実際に拝見していないので確実なことは申し上げられませんがわかる範囲でお答えさせていただきます。
おそらく根尖性歯周組織炎という病気で根の先に膿をもつ状況を繰り返していると思われます。
状態によっては根管治療を繰り返しても予後が悪いことが稀に起こります。
おそらく今回の治療で腫れは一旦はひくとは思いますが、それでも再びおなじような状況になった場合にはちがう治療法を考えたほうがよいかもしれません。
抜歯は最終手段ですので、まずは歯根端切除術や歯牙再植術をいった外科的な処置で病巣を取り除く方法を考えてもよいのではと思います。
とにかく治療法は抜歯にいたるまでにいくつかございますので、担当の先生とよく相談なさってみてください。
またご心配なことやご質問がございましたらご連絡ください。
- 記事監修:中嶋 顕
-
略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
-
所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
-
略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
-
所属
-
生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日