舌小帯の付着異常 舌小帯形成術 CATEGORY口腔外科
茨城県 21歳 男性
小さい頃から滑舌が悪くよく噛んでしまうのですが舌小帯の手術で改善することができるのでしょうか?
た行やさ行がうまく言えないことがあります。
舌が普通の人より短いのが原因なのだと思うのですが。
お手数ですがよろしくお願いします。
担当医の回答
こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
滑舌が悪いことでお悩みですね。
舌小帯の付着異常がある場合、舌の運動が制限されてしまうため、サ行・タ行などが発音しにくいということが出やすいです。
その場合は舌小帯形成術という簡単な手術をすることによって、運動制限がなくなり発音を作りやすい環境を作ってあげることができます。
ただし、今まで運動制限があったことにより、最初は舌を動かす力が弱いため、処置後、舌運動トレーニングを行っていくことが必要になると思います。
また、長年の発音のくせもなおしていく必要がでるかと思いますが、手術により確実に舌の動きはよくなりますので、手術を行う価値は十分あるでしょう。
実際に舌小帯の付着異常があるかは、診察してもらってくださいね。
- 記事監修:中嶋 顕
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略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
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所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
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略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
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所属
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生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日