口腔アレルギー症候群 CATEGORY口腔外科
石川県 31歳 女性
2週間ほど前に舌の奥に痛み(パイナップルを食した後の様なヒリヒリ感)を覚え、その後、舌と喉の奥に痛みを伴う小さく白っぽい出来物ができました。
味覚もかなり鈍く(おかしく)なり、今は少し解消されましたが、出来物はなかなか少なくならず、一つ消えても他の場所に発生したりを繰り返しております。
口腔外科や耳鼻咽喉科に行き診察してもらいウィルス性ではないとの事ですが、処方された薬を飲んでも今一良くなっている感じがしません。
症状が出てで2週間が経過しているため、一体何の病気だか、何が原因なのか非常に不安を感じます。
何方か、コメントをお願い致します。
担当医の回答
こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談ありがとうございます。
お口の中を実際拝見していないので、はっきりしたことは言えませんが、耳鼻科や口腔外科で診てもらいウイルス性ではないとのことなので、考えられるものとして口腔アレルギー症候群があります。
口腔アレルギー症候群は花粉症の傾向がある人がある種の食べ物(果物や野菜やナッツなど)を口に入れた時にアレルギー反応として、口腔内に腫れやかゆみ、痛み、水疱などがおこりやすいものです。
もしアレルギーであるならば、原因となるものを特定し、避けるようにすることが必要です。
耳鼻科や口腔外科で診てもらっているので、まず悪いものなどではないでしょうから、ご心配であれば、アレルギーなどを疑って、アレルギー科を受診してみてはいかがでしょうか。
また御心配なことがございましたらご連絡ください。
- 記事監修:中嶋 顕
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略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
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所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
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略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
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所属
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生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日