顎関節症の治療はどういった治療になるのでしょうか? CATEGORY口腔外科
石川県白山市 32歳 女性
先月から右の顎付近が口を開けようとしたり、咀嚼時に痛みます。おそらく顎関節症ではないかと思っています。
歯科へ行かなければと思うのですが、嘔吐反射や恐怖心から躊躇してしまっています。顎関節症の治療はどういった治療になるのでしょうか?
できれば中嶋歯科医院さんへ通いたいと思っているのですが、土曜日しか行けそうにありません。歯石取りや親不知も気になっているのですが、顎関節症と一緒に診ていただくことはできますか?
担当医の回答
こんにちは。ご相談のメールありがとうございます。
顎の痛み、歯石、親知らずについてのご相談ですね。嘔吐反射と恐怖心から歯科に通えていないとのこと。お気持ちお察し致します。
直接拝見していないので一般的なお話になりますが、ご相談頂いた顎の症状は顎関節症の可能性があると思います。噛み合わせや習癖などを審査して、顎関節に負担がかかっていないか調べる必要があります。原因に応じて、痛み止めやスプリント(マウスピースのような装置を使った治療です)を使用した痛みを和らげる治療を行う場合があります。
嘔吐反射や歯科恐怖症がおありなので、まずは無理のない治療から行うのがよいと思います。笑気鎮静法や静脈内鎮静法を使えば、さらに苦痛の少ない治療も可能になりますよ。顎の痛みが改善して口が開けられるようになったら、歯石取りや親知らずの抜歯も一緒に治療可能です。
他にご質問やご心配なことがございましたら遠慮なくご連絡ください。
- 記事監修:中嶋 顕
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略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
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所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
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略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
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所属
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生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日