親知らずの治療について CATEGORY親知らず抜歯
大阪府豊中市 54歳 女性
上の親不知が左右ともC2の虫歯になっていて、歯肉、隣の歯を支える骨にも良くないとのことで2年前より抜歯を勧められていますが、10年ほど前に、歯科と耳鼻科で局所麻酔の際に頻脈になり恐ろしい思いをしてから決心がつきません。
その歯医者では他の虫歯は頻脈にならない弱い麻酔で治療しましたが、親不知に関しては抜歯以外治療は無いとのことで様子見の状態です。
どうすればよいのでしょうか?
担当医の回答
こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
過去の経験から恐ろしいお気持ちはよくわかります。
親知らずの治療は、もし本当に抜歯しか手段がないとしても、万全の準備を行って治療するのであれば可能だと思います。
たとえば当院の場合にはリスクの高い患者様の場合にはご相談のうえ、あらかじめ点滴をとった上で血圧、心電図などを測定しながら治療を行います。
こうすることで、万が一異常がおこっても点滴から薬をいれることで対応できますし安全ですから。頻脈の原因にもよりますが、静脈鎮静も併用するとより安全なこともございます。
通院されている歯科医院でそのような治療が可能かご相談されてみてはいかがでしょうか?
もし対応できないようなら、口腔外科などのしかるべき医療機関を紹介してもらえるとおもいますよ。
また御心配なことがございましたらご連絡ください。
- 記事監修:中嶋 顕
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略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
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所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
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略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
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所属
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生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日