妊娠していた場合のレントゲンとお薬の影響について CATEGORYインプラント
宮城県仙台市 40歳 女性
こんにちは。前歯右2本が痛み土曜日に歯科を受診しました。
レントゲンを撮った結果、抜歯が必要であり今後部分入れ歯よりインプラント方法を勧められました。
そして炎症と痛みがある為、抗生物質(セフゾン)と痛み止め(ロキソニン)を処方されました。
あまりの痛みと抜歯にショックで自分が妊娠希望である事を医師に伝え忘れてしまいました。
今回未だ妊娠有無がはっきりしておらず、2日間処方の薬を飲んでしまい、もし妊娠していた場合の薬とレントゲンの影響等があるのかどうか心配でたまらず質問させていただきました。
担当医の回答
こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
妊娠していた場合のレントゲンとお薬の影響についてご心配されているわけですね。ご心配されるお気持ちはよくわかります。
結論から言うと、今回その歯科医院でうけたレントゲン検査と2日間の抗生剤が悪影響をあたえる可能性は極めて低いと考えて大丈夫です。ご心配なさらないで下さい。
細かい数値の記載は控えさせていただきますが、歯科でのレントゲン検査数回程度の放射線の照射が胎児に与える影響は、部位からしても、量からしても、極めて低いです。薬に関してもその量であれば同様のことが言えると思います。
実際に妊娠しているとわかっている場合でも症状との兼ね合いと、患者さんとの相談の上でレントゲン検査をすることも、お薬を処方することもございます。
もちろん不必要な薬やレントゲン検査は避けるべきですけれどもね。気持ちの上でも不安を抱えてしまいますからね。
これ以上お薬、レントゲン検査を控えればまず心配いりませんよ。ご安心ください。
またご心配なことがございましたらご連絡ください。
- 記事監修:中嶋 顕
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略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
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所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
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略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
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所属
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生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日