歯茎 白いできもの CATEGORY口腔外科
阿倍野区 37歳 男性
少なくとも数年前から、下の奥歯(臼歯)の後ろ側に位置する歯茎の上面(医師は「キュウゴウ三角(?)」と仰っていました)に、奥歯と接する形で3~5mm径のややコリッとした白っぽいものがあります。私自身は、手や足にできるタコ/マメが水でふやけて白濁したような印象を受けます。薄く皮がはがれることがあるのか、白さがほとんど目立たないときもありますが、数日経つとまた白っぽくなります。また、指の腹で押すと白さがやや薄れますが、これも数日で元のように白っぽい状態になります。
白板症を心配して近くの一般歯科医(口腔外科は標榜していません)を受診しましたが、食べ物の当たりやすい部分だから皮膚が肥厚しているだけだろうとのことで帰されました。病変(?)が広がる様子はありませんが、検査などせずにこのまま経過をみるだけで大丈夫でしょうか?それとも、口腔外科を標榜している別の病院を受診したほうがよいのでしょうか。
お時間のあるときで結構ですので、アドバイスをいただけますと大変ありがたく思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。
担当医の回答
こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
白いできものをご心配されているわけですね。
症状、見た目の経過からするとおそらく心配するような病気ではないと思います。
定期的に経過をかかりつけの先生にみてもらえばよいと思いますが、どうしても気になるのであれば、一度口腔外科で検査(病理検査など)してみれば安心できると思います。
検査と言っても、時間もかからずに簡単に行えるものなのでご心配なさらないでください。
一度そういった検査について担当の先生とご相談なさってみてはいかがでしょうか。
また御心配なことがございましたらご連絡ください。
- 記事監修:中嶋 顕
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略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
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所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
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略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
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所属
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生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日