海外,虫歯治療 CATEGORY虫歯治療
千葉県 31歳 女性
ほんの数日前からなんとなく前歯の横にちっちゃな黒い部分を見つけました。じっくり歯を見ると、他の歯も少し全体的に茶色っぽくなっている歯があります。また、部分的に茶色くなってる歯もあって、とても不安です。
現在海外にいて、3月22日に帰国する予定なのですが、それまで放っておいても大丈夫でしょうか。こちらではいい歯医者がいません。友達の中にはいい歯を間違えて抜かれてしまった人もいます。虫歯は治療、というより抜くという考えのようです。絶対に日本で治療したいのですが、このまま2ヶ月間で抜くくらいの重症になることはありますか?
ちなみに、日本に帰国のたびに歯医者で歯科検診をしています。最後に診てもらったのは去年の9月です。よろしくお願いします。
担当医の回答
こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
海外にいらして心配されているわけですね。
ご相談の件ですが、あと2ヶ月くらいであれば悪化することは考えづらいと思います。
半年前に検診をおこなっていること、症状もないことを考えると、虫歯があったとしてもごく初期のものであると考えられます。
虫歯の深さは、色の黒さとは必ずしも相関しないので、その意味でもご安心ください。
海外だと、治療費の関係から抜かなくていい歯を抜いてしまったり、十分なコミュニケーションがとれなかったり、東洋人ということで扱いが雑になったりということがおこってしまうことがあります。
日本に帰られてから検査をうけて治療されるのがよいのではないでしょうか。
またご心配なことがございましたらご連絡ください。
- 記事監修:中嶋 顕
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略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
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所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
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略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
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所属
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生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日