埋状歯について,治療法とは? CATEGORY口腔外科
石川県 41歳 男性
埋状歯について質問があります。
高校1年の娘がおりますが犬歯が埋まっていて、2番目の前歯の根を半分くらい吸収しており動揺しています。
この状態を放置しておけばいずれ1番目の前歯の根を吸収するかもしれないとの事でした。
治療法としては一般的に矯正がベストなのでしょうか?
(残っている乳歯の犬歯を残して動揺している2番目を抜歯し埋まっている永久歯の犬歯を2番目の位置まで索引する)
数少ない情報で申し訳ありませんが何か良いアドバイスがあれば宜しくお願いいたします。
担当医の回答
こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
レントゲンやCTをみていないので確実なことは申し上げられませんがご回答させていただきます。
根吸収の状態にもよりますが、動揺しているくらいの歯であればその歯を抜歯して、変わりに埋伏歯を使う方法がよいと思います。
埋伏歯をいい位置にもってくる方法として、矯正による方法と一度外科的に抜歯して移植する方法とが考えられます。
矯正のほうは時間がかかりますが結果は確実です。
あとは時間や費用との兼ね合いで、ブリッジなどで対応するなどいくつか別の方法もあります。
いずれにしても個々の状態によって最良の方法はかわってきますのでよく相談なさってから治療法を決定してください。
またご質問があれば遠慮なくご連絡ください。
- 記事監修:中嶋 顕
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略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
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所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
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略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
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所属
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生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日