歯槽骨炎,骨髄炎,骨炎とは CATEGORY口腔外科
愛知県津島市 43歳 男性
今日(12月10日)も、処置をしてきましたが、触られるとまだ、痛みがあります。
担当のドクタ-は、骨炎かもしれないとの事です。
骨髄炎と骨炎の違いがわかれば教えてほしいのですが・・・・。
歯を抜歯してから明日(12月11日)一週間になります。
来週の金曜日に、MRIの検査を受ける事になってます。
痛みの為に夜中に何回か、目がさめる事があります。
担当医の回答
こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
お痛みはいかがでしょうか?
ご質問の、骨炎と骨髄炎について簡単にお答えします。
今回病院で診断された「骨炎」は「歯槽骨炎」のことだと思います。
歯槽骨炎は炎症が歯槽骨部(顎骨の中で歯を直接支えている部分)に限局しているものをいい、虫歯がひどく進行した場合や、抜歯後に抜歯創などが感染した場合などに起こるものです。
歯槽骨炎は、最近の感染力が強い時や局所の抵抗力が弱くなっている時には、炎症は歯槽骨にとどまらず顎骨骨体部にまで拡大し、骨髄炎をおこすことがあります。
現在も、抜歯後の洗浄や、抗生物質の投与などを受けているのであれば、少しずつ痛みは落ち着いてくるはずです。
大変だと思いますが、がんばってくださいね。
- 記事監修:中嶋 顕
-
略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
-
所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
-
略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
-
所属
-
生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日