神経を残したまま根管治療をすることはできないものでしょうか? CATEGORY虫歯治療
石川県 32歳 男性
上の前歯の神経が死んでおり、根本の方に膿の袋ができているということで、根管治療をすることになりました。
ただ、麻酔なしで穴を開けたところ、神経がわずかに生きていて、痛みを感じました。
神経を残したまま根管治療をすることはできないものでしょうか。
担当医の回答
ご相談ありがとうございます。
上の前歯の根本に膿の袋があり、神経を残して治療が可能かお知りになりたいのですね。
膿の袋の原因が歯の神経の細菌感染の場合、残しておくと強い痛みがでたり、膿の袋が悪化する可能性があるので、神経を完全に除去してしまうべきだと思います。
ただし膿の袋が削った歯の神経と無関係な可能性もあるので、その場合はその歯の神経を取らずに治療することになります。
一度拝見させて頂ければ、詳しく検査してもう少し具体的なお話ができると思います。
他にご質問やご心配なことがございましたら遠慮なくご連絡ください。
- 記事監修:中嶋 顕
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略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
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所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
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略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
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所属
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生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日