左下6番の歯が痛みだし診察してもらったところ、歯石をとってもらい様子見と言われたのですが痛みが引くこともなく顎がパンパンに腫れ上がってしまいました。 CATEGORY虫歯治療
20代 女性
現在、妊娠8ヶ月です。左下6番オールセラミック左下7番セラミックインレーをかぶせております。
先日二次虫歯になり左下7番のインレーを外し虫歯を治療しました。それから2週間程経った頃左下6番の歯が痛みだし診察して歯石をとってもらい様子見と言われたのですが痛みが引くこともなく顎がパンパンに腫れ上がったので再度受診しました。
左下6番が二次虫歯の可能性がありもしかしたらヒビも入っていてそこからバイ菌が入ってるのが痛みの原因ではないかということ。歯があまり残ってないから抜歯になる可能性が高いと言われてしまいました。
セフカペンピボキシル100mgというお薬を処方され1週間後、6番オールセラミックを外すことになりました。食事はしにくくなるけどバイ菌を出しやすくする為だそうです。妊娠中、授乳期間が終わるまでは治療や抜歯せずにこの状態のままになるとも言われました。
気になる点は自分の歯を残したいので抜歯以外に方法はないのかと言うことと、仮に抜歯しなければいけない程の状態になっているのなら妊娠中、授乳期間という長い期間治療せずにこのままの状態で大丈夫なのかという不安があります。
担当医の回答
ご相談のメールありがとうございます。
中嶋歯科医院の浦井です。左下6番が痛み出して顎まで腫れてしまったのですね、とても大変でしたね。妊娠されているということですし、なおのこと心配になりますよね。お気持ちお察しします。
お薬を飲まれて今は痛みはひいているのでしょうか。辛い症状だけでも早くなくなるといいですね。
現在抜歯の可能性が高いと言われているのですね。できるだけ歯を残したいという気持ちは当然ですし、何とか残せるようにしたいですよね。ただ、歯の状態を拝見しての判断になりますが、明らかに歯がヒビ割れてしまっている場合は残念ながら抜歯以外の選択肢はないと思われます。当院は歯科用顕微鏡、CT検査も完備していますので、確認のために歯科用の顕微鏡を使って患部を詳しくみる、場合によってはCT撮影も行い詳しく検査して残せる可能性を探ります。できるだけ虫歯を治して歯を残していければと思います。
妊娠中であっても産科の先生の許可が得られれば一般的な歯科治療ができる場合もあります。状況が許せば最低限でも治療なさった方が痛み・腫れの心配がなくなり安心な気がします。ご自身の体調、産科の先生の判断次第でしょうか。
歯の状態を見せていただけましたら詳しくお話もできますし、ご相談だけで来院いただいても大丈夫ですよ。ご説明のわかりにくい点、他に心配な点などありましたらいつでもメールでお聞きくださいね。
- 記事監修:中嶋 顕
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略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
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所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
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略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
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所属
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生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日