横向きに埋没した下の親知らず抜歯後、ドライソケットになってしまいました CATEGORY口腔外科、親知らず抜歯
30代 女性
横向きに埋没した下の親知らず抜歯後、ドライソケットになってしまいました。
今かかりつけの歯医者だと説明も不十分で「何かの薬を塗られた?」としか分からず、内服薬や痛み止めも出されませんでした。強い痛みも改善されず、また治療過程も分からず不安です。
ドライソケットを調べると「サージカルパック」と「ペリオフィール(ミノサイクリン塩酸塩)」で痛みは大分引くという医院ブログがありました。
中嶋歯科医院ではドライソケットの治療はどのように行っていますか?治療法などは他の歯医者同様でしょうか?
担当医の回答
ご相談のメールをいただきましてありがとうございます。
中嶋歯科医院の浦井です。
ドライソケットについてのご質問ですね。わたしもドライソケットの診察をした経験がありますが、症状などもわかります。とてもお辛いですよね、心中をご推察します。
当院のドライソケット治療についてご説明しますと、抜歯した患部にミノサイクリン系の抗生剤軟膏(当院ではペリオクリンという商品を使用しています)を入れたうえで、生体吸収性のコラーゲン材料(スポンゼルやサージセル、テルプラグ等の商品を使用します)で傷を封鎖します。その上で、抗生剤、鎮痛剤の投薬治療を行います。
この方法は特別な手順ではなく、他の歯科医院さんでも一般的なものだと思われます。
ご参考くださいませ。
末筆ながら一日も早く痛み、辛い症状が改善することを願っております。ほかにも不安な点はいつでもメールでお聞きくださいね。
- 記事監修:中嶋 顕
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略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
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所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
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略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
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所属
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生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日