授乳中の親知らず抜歯時期について CATEGORY親知らず抜歯
石川県 30歳 女性
右下の親知らずの抜歯を考えておりますが、只今、4ヶ月になる乳児がいます。麻酔や痛み止めを飲むことを考えるといつ行けばよいのか悩んでいます。9月から仕事も始まるので、その前にと考えていますが、何か良い方法があれば教えて下さい。
担当医の回答
こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
授乳中であり親知らずのことでお悩みなわけですね。
心配されるお気持ちお察しいたします。
実際に拝見したわけではないので確実なことは申しあげられませんが、わかる範囲でお答えさせていただきますね。
授乳中に抜歯をして問題になるのは術後に飲む、抗生物質(化膿止め)と鎮痛剤のことになります。
通常の麻酔は影響しないのでご安心ください。
術後これらの薬が必要になる期間は約3日間でその間母乳に薬が移行する可能性があるので注意が必要というわけです。
母乳への薬の移行量は非常に少ないといわれていますが、もし心配であれば断乳などの対応をとることになります。
どれくらいの薬の量が必要になるかは、歯の状態によって違いますし、レントゲン等の検査をさせていただければおおよその予測はつきます。
そのうえで抜歯する時期などを相談したほうがよいかもしれませんね。
比較的簡単な抜歯であれば、お仕事が始まったあとでも負担なくできるかもしれませんしね。
歯の状態をみたうえでいろいろとご相談にのらせていただければと思います。
きっと納得できるいい解決法がみつけられると思いますよ。
もちろんメールでも結構ですのでまたご心配なこと、ご質問がございましたら遠慮なくご連絡ください。
- 記事監修:中嶋 顕
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略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
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所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
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略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
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所属
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生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日