睡眠時無呼吸症候群はマウスピースの使用で改善する可能性は高いのでしょうか? CATEGORY未指定
石川県 41歳 男性
先日、かなり重度の無呼吸症候群と診断を受けました。
CPAP装置の使用を勧められましたが、装置に対する抵抗感や、これからずっと使用し続けなければならないとなると費用の面でも心配で踏み切れません。
下顎が小さいというのが大きな原因らしいのですが、マウスピースの使用で改善する可能性は高いのでしょうか?
各々の歯科で異なるとは思いますが、費用はどの位かかるものなのでしょうか?
お忙しいところ申し訳ありませんが、返答のほどよろしくお願いいたします。
担当医の回答
こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
睡眠時無呼吸症候群でお悩みなわけですね。
CPAPに抵抗があるお気持ちよくわかります。
まずはじめに御理解いただきたいのは、睡眠時無呼吸症候群の治療は医科(麻酔科、耳鼻科など)の主導ですすめられるべきものであり、その補助として歯科がかかわるべきものです。
つまり、診断、治療方針をきめるべきなのは医師であり、われわれが単独で治療をおこなうべきではないということです。
マウスピースを使用して改善する場合もございますでしょうが、改善しない場合のリスク、対応のことも考えると、主治医の指示のもとにマウスピースを作製する必要があります。
主治医の先生の、依頼があればいつでもマウスピースをつくることは可能ですし、その場合は保険適応なので医院による費用の差はでませんかからご安心ください(負担金は数千円ですむと思います)。
またご心配なことやご質問がございましたら遠慮なくご連絡ください。
- 記事監修:中嶋 顕
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略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
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所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
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略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
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所属
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生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日