歯科治療は恐怖心が強いようであればやはり鎮静療法を併用されるとよいと思います。 CATEGORY未指定
石川県 30歳 女性
はじめまして。大変丁寧なご対応を拝見しまして、ご相談させていただきたくメールを送らせていただきました。
麻酔やあの音が聞えるだけでなかなか歯医者に行く勇気がでず、ここまで放置していたことを笑われそうで怖いです。
近々そちらへ伺いたいと思いますが、できることなら鎮静法ですか?冷静な状態で治療を受けたいです。
鎮静法だと一度に終わらせることが可能と前に回答しているのを拝見しましたが、何本の虫歯なら可能なのでしょうか。大きな穴があいている場合は、やはり大きな穴の治療した後に、鎮静法で治療することになるのでしょうか。
また、治療前後に準備が必要とのことですがどのように必要なのでしょうか。
長い文章になり、たくさんの質問をしてしまい、お時間を取らせて申し訳ございません。
担当医の回答
こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
歯医者が苦手でなかなか行けなかったわけですね。
治療しなくて放置してしまったことはしょうがないことですし、笑ったりなんかしませんからご安心ください。
なってしまったことはしょうがないですし、それを悔やむよりもこれからどうやって良くしていくか前向きに考えたほうが意味のあることですからね。
もしできればそのお手伝いをさせていただけたらと思います。
治療は恐怖心が強いようであればやはり鎮静療法を併用されるとよいと思います。
鎮静療法には笑気と静脈鎮静があり、より効果が強いのは静脈鎮静になります。
笑気だと意識はあるていどはっきりしていますが、静脈鎮静ですと眠ってしまっている感じになります。
どちらを選択されるかはご相談して決めるとよいと思います。
笑気鎮静は特別な準備などは必要ございません。静脈鎮静になると、処置当日は治療がおわるまでの間は食事をとることができないこと、当日は車の運転ができないことなどの制限がでてきます。
静脈鎮静を行った場合には2時間以内に行える処置を一度に行うことが可能になります。何本までというよりは2時間以内と考えるとよいと思います。
その範囲であれば何本でも虫歯の治療は行えますよ。
処置の内容も簡単なものからおこなえますのでまずはご相談して予定を決められるとよいと思います。
またご心配なことやご質問がございましたら遠慮なくご連絡ください。
- 記事監修:中嶋 顕
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略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
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所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
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略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
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所属
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生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日