顎関節症の治療 CATEGORY未指定
埼玉県越谷市 61歳 男性
朝食を食べていたところ突然右側のあごの関節がゴキッといって痛くなりその後1時間ほど痛みが消えませんでした。
特別硬いものを噛んでいた時ではなく、ウインナーソーセージを噛んでいた時なのでびっくりしました。
半年以上前にも同じことがあったので、これからも頻繁に起きるのか心配です。
予防方法があれば教えて頂きたくよろしくお願いします。
担当医の回答
こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
顎の痛みがでたわけですね。
顎関節症によるお痛みだと考えられます。
原因や状態はそれぞれの方によって様々なので、確実なことは申し上げられませんがわかる範囲でお答えさせていただきます。
まず朝食時に痛みが発現したとのことなので、おそらく夜間就寝時に歯ぎしりやくいしばりなどを行っている可能性が高いと思います。
夜間のうちに顎に負担をかけてしまっていて、朝に顎がおかしくなるというわけです。
これを防ぐには、歯科医院でスプリントとよばれるマウスピースを作製してもらうとよいと思います。
また顎の具合が悪そうだなと感じた時には、大口をあけない、硬いものを食べないなど、顎を安静にするように注意なさったほうがいいですよ。
いずれにしても、噛み合わせのことなど原因は様々で、その状態に応じた対応が必要になるので、一度顎関節症の治療をおこなっている歯科医院で診察してもらうといいと思いますよ。
またご心配なことやご質問がございましたらご連絡ください。
- 記事監修:中嶋 顕
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略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
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所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
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略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
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所属
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生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日