ブリッジ治療 CATEGORY虫歯治療

担当医の回答

こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
残念ながら、抜歯が必要な歯ができてしまったわけですね。
歯を抜いた場合のその後の選択肢として、ブリッジ治療は一般的ですが、ご存知のようにいくつか問題点があることは確かです。
健康な歯を土台として、安全な設計を行った場合には、ブリッジの生存率は非常に高いですが、歯周病の進行した歯や失活歯（神経のない歯）を土台として用いた場合には土台となる歯を傷めやすくしてしまいます。
結果的にもう１本歯を失ってしまうこともございますから、ブリッジ治療を行う前に、精密な歯の検査、噛み合わせの検査、を行い、ブリッジの予後を考えるべきだと思います。
現在は、ブリッジ治療でなくとも、インプラント治療や歯牙移植など、すぐれた治療法もございますから、それぞれの利点や欠点をよく理解したうえで治療法をご自身で選択なされたほうがいいと思いますよ。
もちろんその方の状態によっては、インプラント治療や歯牙移植よりもブリッジ治療のほうがよい結果を得られる場合もございますから、適切な治療を行うためにはまずは精密な診査が必要となります。
もし質問しても納得のいく説明が受けられない場合には（今時めずらしいとはおもいますが‥）、ご来院いただければご相談にのらせていただきますよ。
もちろんセカンドオピニオンという形で、お話しだけでもかまいませんから、気軽に相談いただければと思います。
とにかく言いたいことや質問を我慢はしないでください。お互いに とっていいことはなにもございませんから。
もちろんまたメールでも結構ですのでご質問やご心配なことがございましたら遠慮なくご連絡ください。