のう胞の摘出と埋没歯の抜歯の手術について CATEGORY口腔外科
東京都 50歳 女性
こんばんわ。
夏頃に、鼻の下が膨らみ、歯科に行ったところ、口腔外科を紹介されました。検査の結果、右上顎に埋犬歯及び、のう胞を確認されました。今度の年明けに、全身麻酔による、のう胞の摘出と埋没歯の抜歯の手術を勧められているのですが、痛みも自覚症状も無いのですが、手術を受けるべきでしょうか?
また、この手術を受けるにあたり、リスクや後遺症が出る可能性はあるのでしょうか?
完治には、どのくらいの期間を要するのでしょうか?
教えてください。よろしくお願いします。
担当医の回答
こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
のう胞でご心配されているわけですね。
まず手術をうけるかどうかですが、鼻の下が膨らんできたということは、現在大きくなってきているということです。いまは自覚症状はなくても、今後いろいろな問題を起こしてくる可能性があるので、どうしても手術をうけられない理由が無いのであれば予定通り手術をうけられたほうがよいと思います。
のう胞の位置、大きさを実際に確認していないので、治療期間、手術に際してのリスクについてはご回答を控えさせていただきます。ただし、通常はのう胞の摘出術は口腔外科の手術のなかでは大変な手術にははいらない(部位、大きさにもよりますが)のであまり心配されなくていいかと思います。
詳しいことは、担当の口腔外科の先生にしっかり説明してもらってください。そのうえで手術にのぞまれることが必要だと思います。
- 記事監修:中嶋 顕
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略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
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所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
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略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
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所属
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生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日