金沢,金沢市,妊娠中,親知らずの痛みについて|お悩み歯科相談(記事)|石川県金沢市東山でインプラント行なう歯医者 中嶋歯科医院

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金沢,金沢市,妊娠中,親知らずの痛みについて CATEGORY親知らず抜歯

オーストラリア 29歳 女性

オーストラリア在住、妊娠30週です。
1週間前から上顎の親知らずが痛み、激しい頭痛で、鎮痛剤を飲まないと夜も眠れません。
かかりつけの歯医者は、このまま数週間様子をみましょう。と言いましたが、鎮痛剤を飲み続けるのは母体にも胎児にも良くないので、治療した方がいいんじゃないか。と、助産婦には言われました。
鎮痛剤をずっと飲み続ける位の痛みであれば、抜いてしまったほうが良いのでしょうか?

担当医の回答

こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
ご質問におこたえさせていただきます。
妊娠中に親知らずが痛くなってしまってお困りですね。
親知らずの痛みが虫歯によるものなのか、親知らずの周りの歯肉の炎症によるかによって事情が違ってきます。
いずれにしても、鎮痛剤を飲み続けているという状況は好ましくないので治療をされたほうがいいと思います。
親知らずの痛みが虫歯による場合、虫歯の治療ですぐによくなりますし、薬も飲む必要がないので安心です。いずれ抜くつもりでも出産後まで痛みがでないように虫歯の治療をして、応急処置にとどめておくこともいいかと思います。
親知らずの痛みが周りの歯肉の炎症におる場合、炎症を抑えてから場合によっては抜くことも考えたほうがいいかもしれません。またすぐに痛みそうかどうかで抜くか、抜かずに出産まで管理していくか判断することになります。ただしこの場合、一時的に抗生剤を飲まなければいけない可能性あるので、慎重に歯科医と相談して決めるべきです。
いずれにしてもそのままでは状況は良くなりませんから、すぐに歯科医を受診して相談してみて下さい。
妊娠30週という時期はお薬の影響が一番心配な時期はすぎていますから、そのあたりはすこし安心して下さい。
いずれにしても、処置の内容と薬が、妊婦、胎児に与えるリスクについてちゃんと説明してくれる歯科医で治療を行って下さい。
オーストラリアの歯科医療はちゃんとしていますから大丈夫ですよ。

患者様より>-----------------------------------------------
中島歯科医院
中島顕様
早速の返信、どうもありがとうございます。 とても参考になりました。
痛みは少し軽減してきた気がしますが、それでも鎮痛剤を時々飲まないと我慢できないので、もう一度掛かりつけの歯科医に相談してみます。
私の住んでるところは医者不足で、すぐに診てもらえず、一番早くても一週間先の診療です、というのが現実なので、辛いです。ご丁寧に答えて頂き、ありがとうございました。

記事監修:院長 浦井 一樹

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  • 1983(昭和58)年10月16日

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