妊娠中の口内炎について CATEGORY口腔外科
東京都 27歳 女性
3,4日前に、噛んでしまった記憶はないのですが、突然の痛みで、見てみると舌の裏に大きなコッペパン形のレバーのような色(内出血のよう)の口内炎らしきものがありました。
次の日にはつぶれていて、つぶれた後の白い皮だけになっていたのですが、それからずっと痛みがあり、唾を飲み込むのも困難で、癌ではないかなど心配です。
今は妊娠中なこともあり、薬治療などは極力避けたいのですが、イソジンでのうがい等をしていれば、自然になおるのでしょうか?
ご教示お願い致します。
担当医の回答
こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
3、4日前のお気づきになった口内炎のようなものは、おそらく間違って咬んだり、傷つけてしまったことによる内出血でしょう。
それがつぶれて白い皮のようになっていると思われます。
症状の経緯や形、年齢、部位からいって癌や悪い病気であることは考えなくて大丈夫です。
おそらくあと4、5日で自然となおってしまうでしょう。
もし、それくらいたってもよくなってこないようでしたら、念のため一度歯科を受診してください。
現在の状態ですと、特にお薬などは必要ないのでご安心ください。
妊娠中でお口の中も変化がおこりやすく,いろいろ不安になることも多いかと思います。
また、心配なことや、聞きたいことがあるときには気軽にご相談下さい。
お大事になさってください。
患者様より>--------------------------------------------------
中嶋先生
ご親切に早速のご連絡どうもありがとうございます。
今迄、口内炎があまり出来たことがなく、痛みもここまで伴わなかったため今回の口内炎はかなり大きくい変わった形と酷い痛みで心配でしたがこれで安心致しました。
また何かありましたら、ご相談宜しくお願い致します。
- 記事監修:中嶋 顕
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略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
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所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
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略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
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所属
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生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日