口奥右下に親知らずの生え途中があるのですが炎症が起こり腫れていて、常に肉を噛んでしまう状態です。 CATEGORY虫歯治療、口腔外科、親知らず抜歯
長野県飯綱町 20代 女性
口奥右下に親知らずの生え途中があるのですが炎症が起こり腫れていて、常に肉を噛んでしまう状態です。ご飯を食べるにも肉を噛んでしまうので噛まずに飲み込んで食べています。炎症を抑える薬を飲んでいるのですが腫れが収まらず、薬を飲んでダメなら炎症ではなく頬のたるみが原因なんでしょうか?
担当医の回答
ご相談のメールありがとうございます。
中嶋歯科医院の浦井です。
右下親知らずの炎症で腫れて辛いのですね。智歯周囲炎(ちししゅういえん)という状態で、歯医者では珍しくないものですよ。腫れている影響で噛むたびに歯肉や頬の肉を巻き込んでしまうことがあります。そして一度腫れると歯茎が膨れ上がりますから噛むたびに肉を噛んで刺激されて、ますます腫れてしまうという悪循環になり腫れが治りにくい状態になっているのかなと思います。頬のたるみは関係ないと思われます。
いずれは治ってくるのですが、あまりひどければ歯医者で腫れている歯茎を切ってもらったり、肉を噛みこむ上の歯を丸めてもらうなどでよくなることもあります。根本的な解決を目指すのであれば、親知らずの抜歯になると思います。
薬を飲んでも腫れが続くのであれば一度歯医者で診察を受けていただければと思います。
- 記事監修:中嶋 顕
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略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
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所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
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略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
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所属
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生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日