右下親知らずの治療を受け、その後、その手前の歯との間の辺りの歯茎が激痛で、食べるのもうまく噛めない状態です。 CATEGORY虫歯治療、親知らず抜歯
カナダ 50代 女性
先日、歯科医で右下親知らずの治療を受け、その後、その手前の歯との間の辺りの歯茎が激痛で、食べるのもうまく噛めない状態です。 歯茎が腫れているように思います。 詰め物をしただけだったのですが、その下の神経などに深くいっているのでしょうか? 親知らずはクラウンは難しいと言われたので、抜歯した方がいいのでしょうか? ご意見を頂けましたら幸いです。
担当医の回答
ご相談のメールありがとうございます。
中嶋歯科医院の浦井です。
親知らずの治療後に歯茎の強い痛みがあるのですね。食べ物もうまく噛めないとするとかなり強い腫れ炎症が起こっているのだと想像します。お辛いですよね。
状況から考えられることをご説明しますね。詰め物の治療だけでそこまでの強い痛みが出ていることを考えますと、虫歯が深くて歯の神経に触れており歯髄炎という歯の神経の炎症になっている可能性が考えられます。この時は非常に強い痛みを生じることが多く、時にはまともに噛めないくらいの痛みになることがあります。
そして、親知らずは他の歯が元気であれば、積極的に抜いてしまうことが多い歯です。そしてご存知のように一番奥に生えており削る機械をいれにくいことからクラウンにするのは一般的に難しいと言われています。以上のことから状況が許すのであれば、今回は抜歯をして痛みの問題を解決したほうがよいように思われます。治療をして保存するのか、抜歯を選択するのかは担当の先生としっかりとご相談の上で決められてくださいね。
他にも心配な点はいつでもメールでお聞きくださいね。
- 記事監修:中嶋 顕
-
略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
-
所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
-
略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
-
所属
-
生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日