口腔内に写真を撮る時強い圧力が加わり歯が折れることはありえるのでしょうか? 又診断はレントゲンではできないのだしょうか? CATEGORY未指定
30代 女性
11月28日に左下6のセラミックインレーの型を取りました。その際口腔内の写真を撮るのに左の口角をひろげる器具が口が乾燥していて上手く入りませんでした。歯茎にあたりかなり痛みがあったけどすぐに終わるとおもってがまんをしてしまいました。その後麻酔をするときも歯茎を押された痛みが強すぎて涙がでてました、。その後麻酔がとれるとかなり違和感がありましたが、セラミックインレーの所の歯を削ったから違和感があると思っていたけれど、左下4番辺り歯の根本が膿のようになっていたのと、歯がぶつかるとかなり響くので受診しました。私はその時かなり痛みがありヒビが入っていないか心配になり聞くと、それはありえない、ただの口内炎と言われ、様子をみることになりました。がセットの一ヶ月後まで違和感がありセット後は噛み合わせも合わない気がして、何度か受診したが、問題ないと言われました。心配なら病院紹介して他の先生に診て貰うように言われました。その後耳まで痛くなったり、左上の痛みや前歯、反対も噛み合わせが変に感じ町医者を2軒行くもレントゲンは問題ないし、左下6も神経と離れてるから大丈夫と言われています。けど痛みと違和感がとれないので、自分で歯や顎を叩くと、左下の5か6の顎の辺りを叩くと歯に響くことが分かりました。
セット後は噛み合わせが合わなくてその歯がいたいのかと思ったけど、やはり口腔内に写真を撮る時強い圧力が加わり歯が折れることはありえるのでしょうか?
又診断はレントゲンではできないのだしょうか?ながくなってしまいましたが、一連の経緯です。ご回答よろしくお願いします。
担当医の回答
ご相談のメールありがとうございます。
中嶋歯科医院の浦井です。
治療後も長らくお困りのご様子ですね。
メールにて経過をお聞かせいただきましたが、とても辛いおもいをされたことが理解できます。お気持ちお察しします。
ご質問についてですが、お聞かせいただいた状況から、口腔内の写真撮影の際に不適切で乱暴な操作を行われたことは明らかだと思います。ただ、歯は強度のある組織ですから、歯が折れたということは考えにくいと思われます。ですのでその事を心配することはなさらなくてよいと考えます。
また、レントゲンで診断ができないかというご質問に対しては、もちろん診断はできますというお答えになります。ただし、ご存知のようにレントゲン一つですべての診断が可能なわけではなく、これまでの経過を詳しくお聞きしたり、触診(歯に触れる)、視診(歯を詳しく目で観察する)、画像検査(レントゲン)など各種の検査を組み合わせて行う事で精度の高い診査診断が可能となります。他の歯医者さんで言われたように、「異常がない」と判断することができるのも、検査をもとに診断された結果という事が出来ます。
大変お困りの現状がおありでしょうし、当院で一度診せていただくことも可能ですし、またメールで心配なことをお聞きいただくことも可能ですので何かございましたら何なりとご相談くださいね。
- 記事監修:中嶋 顕
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略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
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所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
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略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
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所属
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生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日