歯茎の境目を指で押すと少し膿がでまして、CT画像の結果 根分岐部病変の可能性と言われてました。 CATEGORY未指定
50代 女性
左下6番についてです。
5年程前に酷い虫歯で抜歯しなければならなかったのですが、治療して貰い長くは持たないと言われました。2年前から6番の歯と歯茎の境目を指で押すと少し膿がでまして、CT画像の結果 根分岐部病変の可能性と言われてました。お恥ずかしながら放置してまして、
最近、他院でレントゲンのみで
診断の結果このまま置いてた方が良い、痛くなったら来院して下さいの事でした。今の状態は6番と7番の歯茎が腫れてます。痛みはありません。7番もすりへった銀歯です。歯周病の検査もしましたが異常はありませんでした。このままで良いのか、他院でCT画像を撮って貰うべきか迷ってます。宜しくお願いします。
担当医の回答
ご相談のメールありがとうございます。
中嶋歯科医院の浦井です。
お聞かせいただいた奥歯の状態についてですが、痛みはなく腫れを感じるのみなのですね。歯の状態を拝見していませんので確実なことは言えませんが、何らかの治療を要する緊急性は無いように思います。ただこのままでいいのかどうかの診断はメールの情報からだけではできかねますのでその点はご理解ください。
そのうえで、大切なことはあなた様の今後の治療に対する意思だと思います。つまり、今後どうしていきたいのかという方向性です。積極的な治療を望むのか、何も触らず持つところまで歯を延命していくのかという方向性ですね。
CT撮影をすれば歯の詳しい情報が得られますが、CTを撮影してどのように生かすのかということが大切かなと考えます。例えばあなた様が今は治療を望まず現状を把握しておくだけでよいというお気持ちならばCT撮影を行うのみでも結構かと思います。ただ、もしCTを撮影するのであれば、今後万が一歯の状況に変化があった場合に慌てないように、今とりうる治療の選択肢を担当医から詳しく説明を受け頭に入れておくことが安心材料になるのかなと思います。
あまり具体的なお答えになっていませんが、参考になりましたら幸いです。
治療する、しない、するとしたら治療の時期をいつにするか、治療しないのであればそれによって生じうる今後の歯や歯茎の変化などについてできるだけ詳しく把握できるように担当の先生と相談されると良いと思います。
他にも心配な点はいつでもメールでお聞きくださいね。
- 記事監修:中嶋 顕
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略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
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所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
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略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
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所属
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生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日