4才になった娘の虫歯治療について 治療と生え変わり。どちらの歯科医を信じたらいいのでしょうか? CATEGORY小児歯科
石川県かほく市 4才 女の子
4才になった娘の虫歯治療について
1年前から小児歯科に通って慣らし、慣らし半年前(3歳半)に麻酔をして1ヶ所治療を終えました。しかし「治療時の綿が嫌だった」と次の時、泣いて治療にならなかったので少しお休み。それと同時に下の子の育児休暇が終わり仕事復帰。
娘も保育園に通い始め、歯科検診で案の定ひっかかり姑に連れて行ってもらおうとお願いしたら、ちょうど姑も歯科にかかってる所だったので「聞いたら、子供の前歯は神経に障りやすいから治療をしない方がいい、と言われた。どうせ生え変わるのだから行かなくてもいいんじゃないの?口も開けないなら行くだけムダ」と言われ連れて行ってもらえませんでした。
少しでも白くしたく、娘に「4歳になったら行こうね」と言い今月から治療を再開しました。
奥歯2箇所と前歯2本(またがって穴が開いているような所)は早く治療した方がいいと言われました。
治療と生え変わり。どちらの歯科医を信じたらいいのでしょうか?
担当医の回答
こんにちは。中嶋歯科医院の中嶋顕です。
ご相談のメールありがとうございます。
4歳のお子さんの虫歯の治療のことでお悩みなわけですね。
実際に拝見したわけではないので確実なことは申し上げられませんがわかる範囲でお答えさせていただきます。
乳歯の治療は同じ状態でも、生え変わりまでにあとどれくらいかかるかという観点から年齢によって治療方法がかわってきます。
いま現在4歳で歯に穴があいていることを考えると治療したほうがよいのではないかと私は思います。
虫歯になっている歯がはじめに生え変わる歯だとしても2年近くありますし、奥歯となると部位によっては7年くらいあるわけですから。
それまで虫歯の進行を放置しつづけることは、永久歯そのものや永久歯の歯並びに悪影響を与えてしまう可能性がありますからね。
子供の治療には時間がかかることは事実ですが、親も歯科医も含めて根気強く歯医者で治療できるようむきあっていくことが大切だと思います。
たとえ治療できなかったとしても歯医者に通ってお子さんを慣らしていくことだけでも意味のあることですよ。
またご心配なことやご質問がございましたら遠慮なくご連絡ください。
- 記事監修:中嶋 顕
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略歴
- 2002年3月 東京歯科大学歯学部 卒業
- 2002年4月 慶応義塾大学医学部歯科口腔外科 入局
- 2004年4月 平井歯科医院(東京都)
BIOインプラントセンター(東京都) - 2006年4月 湘南デンタルケアーインプラントクリニック(神奈川県)
- 2008年4月 中嶋歯科医院・金沢インプラント 開設
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所属
- ITI(International Team for Implantology)メンバー、公認インプラントスペシャリスト
- 日本口腔インプラント学会会員
- 湘南インプラント研究会員
- 記事監修:院長 浦井 一樹
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略歴
- 2002年4月 新潟大学歯学部 入学
- 2008年3月 新潟大学歯学部 卒業
- 2008年4月 新潟大学医歯学総合病院 入職(歯科医師卒業後臨床研修)
- 2009年4月 公益社団法人石川勤労者医療協会城北歯科 入職
- 2014年4月 城北歯科 所長就任
- 2019年5月 城北歯科 退職
- 2019年6月 医療法人社団慈恵会 中嶋歯科医院 入職現在に至る
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所属
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生年月日
- 1983(昭和58)年10月16日